road to the world

Free!、やっとみた。昨日のレイトショーで。


映画の冒頭から、鼻をすする音が聞こえてきた。

まこちゃんの、「この先なにがあるかわからないけど泳ぎ続けていたい」という夢。

渚くんの、「ボクはね、ずっとずっとみんなと仲良しでいたい!楽しい気持ちいっぱい感じて、もっともっと笑顔になって、楽しく泳いでいたい。だからね、今も一緒に星が見られてすっごく嬉しいんだよ!みんなが大好きだから!」というかわいらしい想い。

宗介の、「これからどんな未来が待ってるか分からないけど、たとえどんな困難が待っていたとしても、自分を信じてずっとずっと努力して夢を掴みたい」という強くて優しいまなざし。

 


あの日から、何を言うのが正しいのかずっとわからない。悲しいのだと、ショックだと、ありのままを綴っているはずのひとのことも平気で罵るひとがいたから。ずっと前から、なにかあるたびに、不謹慎です!と声を荒げるひとがいる。偽善者!とわざわざ悪者をつくりあげようとするひとがいる。そのひとたちのことが、わたしはすごくこわいと思っていた。

抱えているものはみんな同じはずなのに。

それでもわたしたちは、変わらない毎日を過ごし続けるわけなのですが。こちら側とそちら側の線引きをしながら、生きつづけるわけなのですが。

この話に、解はなし。